文系大学院生の読書録

詩・ミステリ・たまーに洋書

魔女修行に探偵業。It All Began by Adele Abbott

 

It All Began by Adele Abbott. 表紙がかわいすぎる。

Witch Is When It All Began (A Witch P.I. Mystery Book 1) (English Edition)

Witch Is When It All Began (A Witch P.I. Mystery Book 1) (English Edition)

 

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私立探偵のジルは連続殺人犯を見つけるよう依頼された。例のごとく、警察は役に立たない。片目の黒ネコはそんなに自慢にならないし、一日中編み物をしている秘書もたぶんあてにならない。これだけでも十分なのに、ある日とんでもないことが発覚した。ジルは魔女だったのだ。

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The Witch P.I.シリーズ1作目。

 

コージーミステリらしい軽やかさや、はちゃめちゃな人たちが織りなす人間模様が面白い。几帳面なジルとbossyなお姉ちゃん・キャシーに、片目が見えない黒ネコ・ウィッキーと、秘書のおばあちゃんミセズ・Vなど、ケンカしながらもじゃれ合っているようにしか見えないペアが多数。微笑ましや。

 

ミステリ要素に魔女ファンタジーが絡んでいるのだけど、これまであまり読んだことのないやり方で魔法が使われていて、この魔法の発動の仕方が個人的にすごく好き。あとはジルのお母さんの故郷・キャンドルフィールドが、読んでいてわくわくするような町。ハリポタとは違った感じで、行ってみたいと思わせてくる。全体的に、ミステリ部分よりも、ジルの魔女修行のほうが好きだったかも。

 

超自然要素の入ったコージーミステリはあまり読んだことがなかったけれど、こういうのも面白くていいなぁ。